人生で初めてのインド旅。
初インド最初の都市は「ムンバイ」。
ベトナムのハノイからインドのアフマダーバードを経由して、ムンバイ空港からホステルまでの流れをまとめました。
アフマダーバードで入国拒否をされかけたり、
ムンバイの空港からホステルまでのUberでタクシーの配車手配に苦戦したり。
初インドで、今回の滞在は24日間。
旅が好きなのに、性根がビビりな性格な私。
だから、ムンバイに到着してからも、怖くてなかなか外に出ることができませんでした。
ムンバイの空港を出る前から思うようにはいかない、インド旅のはじまりはじまり。
ベトナム・ハノイ→インド・ムンバイ到着後のホステルまでの流れ

まずは、インドに入国する前に滞在していたベトナムのハノイから「ベトジェットエア」を利用して、アーメダバードへ飛んでいきます。
- 2024年8/17
19:45ベトナム、ハノイ・ノイバイ国際空港発 - 23:10インド、アフマダーバード空港到着(ここで入国手続きを行って国内線へ乗り換え)
ここで5時間のトランジット。長い… - 2024年8/18
04:50インド、アフマダーバード空港発 - 06:15インド、ムンバイ チャトラパティ・シバージー・マハラージ国際空港着
- 14:00ホステルにチェックイン
アフマダーバードからは、国内便で「ビスタラ航空」に乗り換えてムンバイまで向かいます。
※航空チケットは別々に取ったわけではなく、Trip.comでセットとして販売していたものを購入しました。
アフマダーバード空港で入国拒否?

ベトナムのハノイからは、インドのアフマダーバードで国内線に乗り換える必要がありました。
そのため、アフマダーバード空港で入国手続きを行います。
インドではアライバルビザではなく、事前にe-Visaでのビザ取得を済ませていました。
入国手続きの際に書類の記入を行い提出すると、入国審査の男性担当員からこう言われます。
「滞在予定の宿泊先の住所は存在しない。これだとインドへ入国させられない。」
事前に予約していたホステルの請求書にも記載されている住所を記入したにも関わらず、住所がないと言われました。
正しい住所を記入しない限り、インドへの入国は認めないとのこと。
はぁ。面倒くさいな。
「宿泊先から届いた住所を書いたのに住所がないとかありえない。」と抗議しても、聞く耳を持ちません。
「調べて出直してこい。」と言われたけど、
楽天モバイルの通信は海外で使えるけど、空港についた時点で圏外になっていました。
そしてWi-Fiもこのエリアにはありませんでした。
「この状況でどうやって調べればいいの?ビザも取得して宿泊先にも事前決済して予約もしてるのに納得いかない。」
そう言ったあとに、私の隣についてきてくれていた女性のグランドスタッフを見ると、彼女も困った顔をしている様子。
彼女は入国手続きの書類記入をしているときに、書類記入のサポートをしてくれた人でした。
彼女はすかさず、「こっちに来て。」
と私を端へ呼んで、「Wi-Fiのコードを教えるから正しい住所を調べられる?」
と私が入国するために手伝ってくれたのです。
Wi-Fiコードを教えてもらい、グーグルマップで改めてホステルの場所を検索して、マップ上に記載されている住所で再度提出することに。
確かに、グーグルマップ上と、書類上で送られてきた住所が違っていました。
サポートしてくれた女性スタッフは、先ほど審査していた男性スタッフではなく、他の審査員のカウンターへ案内してくれました。
さっきの入国審査の男性スタッフは、他のスタッフもあまり好きじゃないんだろうなぁ…
ここでは、何ごともなくすんなりと審査も完了して、無事に入国することができました。
サポートしてくれた女性スタッフに感謝を伝えると、「連絡先教えるから私たちのことを評価してほしい」
と言われ、Gmailを教えてもらいました。
そして最後にこう言われました。
「ようこそインドへ。そしてあなたのインド滞在が素敵なものになることを祈ってます」
何て素敵なスタッフたち。
怖くて空港から外に出れない
ベトナムを出発して12時間、ようやくムンバイに到着したのは朝の6時。
ホステルのチェックインは14時からです。
ここからさらに8時間どうやって時間をつぶすか。
その前にめちゃくちゃ眠い。
ハノイからアフマダーバードに到着したのは夜の11時。
そしてムンバイまでの便の出発は5時間後の朝の4時。
私がいるのはインド。
待合の椅子で仮眠を取りたかったけど怖くて眠れなかった。
やっと飛行機に乗っても搭乗時間はわずか1時間ほどだから、目をつぶったら速攻ムンバイに到着してしまった。(フライト中はなんと軽食まで出てきて、寝る暇がほとんどなかった。)
疲れ果てた私が空港の到着ラウンジに着いて、空港内にあるATMでルピーの現金を引き出しに。
どこかで座って休憩しようとブラブラしていると、こんなイスを見つけました。

横になれる!!
ムンバイの空港には、仮眠の取れるイスがあるのです。
知らないインド人たちに囲まれて、数時間仮眠を取ることができました。
ムンバイの空港にあるスターバックスへ逃げる
数時間仮眠をしたら、少し身体が楽になりました。
空港内はWi-Fiが使えたので、Wi-Fiを繋げて友達や家族にインドに着いたことを連絡。
少しお腹が空いてきたのと、コーヒーも飲みたかったので立ち上がって、空港敷地内にあるカフェショップで朝食しようと立ち上がりました。
歩いていると、空港を出たすぐ目の前には軽食屋やカフェショップが何件か立ち並んでいました。
その中にあるテイクアウト専門のコーヒーショップで、バナナブレッドが販売していたので購入。
もぐもぐと食べながら辺りを見回していると、よく見たらスターバックスを発見。
空港から出れないくらいビビり散らかしている私は、スタバを見つけて速攻入ることにしました。

日本ではカフェショップを選ぶときに、普段はスタバを選ばないくらい、スタバに執着がない私。
だけど、このときだけはスタバを見て安心してしまいました。
初めてやってくる異国の地で心さみしいときに、日本では見向きもしなかったスタバに入ってしまう海外あるある。
自分が知っているものに触れているだけで安心する心理ですね。

しかし1つだけこのスタバに問題がありました。
それは、Wi-Fiがなかったこと。
コーヒー飲みながらノートパソコン触りたかったのに、Wi-Fiがないせいでインターネットをつなげてノートパソコンを触れませんでした。
でもいいんです。
見慣れた雰囲気と、うるさくない雰囲気に安堵の気持ちでスタバで過ごしました。
Uberでホステルへ向かう
スタバで数時間コーヒーを飲みながら数時間が経ち、いよいよホステルのチェックインの時間が迫ってきました。
正直言って、空港から出たくない。
外出るのこわい…
空港を出たらすぐに詐欺集団に絡まれまくる、タクシーやオートリキシャの人たちが押し寄せて営業をかけてくる
などのネガティブな情報をメディアやようつべなどで観ていた私にとって、空港から外を出るのは本当に勇気のいることでした。
だけど、3週間インドに滞在するんだから、ここでじっとしてても何も始まらない。
ホステルに向かうために、ネットで調べて会った空港の地下のUberのピックアップポイントまで向かいました。(son-travellerさんのブログを参考にさせていただきました!)
実はUberタクシーを利用するのが今回初めて。
アプリでの使い方がいまいちよくわかっていなかったこともあり、タクシー捕まえるのに1時間くらいかかりました…
それに加え、
「空港付近はたくさんの人がタクシーを利用するから、余計にタクシーは捕まりにくいぞ。」
とピックアップポイントにいた受付のスタッフに言われました。
アプリでどうしてもタクシーが捕まらない場合は、受付のスタッフに声をかけてスタッフにタクシーを手配してもらえます。
空港からの配車は「プレミアム」を選択する
ずっとタクシーとマッチするのを待っていても、依然として捕まる気配がありませんでした。
いい加減ホステルに行ってゆっくりしたかった私は、受付のスタッフにタクシーを手配してくれと頼みました。
すると、スタッフからこんなことを言われます。
「空港からの配車の場合は、普通のタクシーを選択しても捕まらないよ。選択は「プレミアム」じゃないと。」
なんだって…
確かに、私はずっと1番上に表示される普通のタクシー(黄色い絵のタクシー)を選択して、マッチングするのをずっと待っていていました。
マッチングを待っている状況をキャンセルして、「プレミアム」のタクシーに選択し直して待ってみました。
すると、10分以内にタクシーが捕まったのです。

ねぇ、そんなこと知らなかったよ。
待ってた1時間…
だけど無事にタクシーが捕まったので、これでホステルまで行ける。
宿泊したホステルは空港までは、マップ上で見ると2㎞くらいの距離でかなり近いです。
プレミアムのタクシーで360.30ルピー(657円くらい)。

ですが、空港周辺は通れない道も多く、遠回りして行くので、タクシーに乗っていた時間は10分くらい。
歩いて行こうと思えば行ける距離ではあるけど、なんせ初インドなんで。
ここは安全を取って滞在先までタクシーです。
ということで、とうとう空港から外に出ることになるのでした。
ムンバイで宿泊したホステルについてはこちらをどうぞ↓
まとめ
ベトナムのハノイからインドのムンバイ空港からホステルまでの流れをまとめました。(アフマダーバードで他航空会社へ国内線に乗り換えあり)
今回が初めてのインド旅。
乗り換え空港だったアフマダーバードで行った入国審査で拒否をされかけたり、
ムンバイの空港でインド人に挟まれて、横になれるイスで仮眠を取ったり、
ムンバイに到着後に、Uberで配車予約ができない事態に陥ったり。
空港の外に出る前からいろんなことがあったインド旅のはじまり。
怖気づいて、なかなか空港から出ることができなかったけど、
勇気をだして外に飛び出してしまえば、想像を超える素晴らしい出会いや体験があなたを待っています。
まだ旅は始まったばかりだけど。
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