ウズベキスタンから飛んできた私の旅友達と、ムンバイのホテルで無事合流ができたムンバイ3日目。
合流後は少しムンバイを観光してから、翌日にはオーランガバードへ列車の予約をして向かう予定でした。
しかし、当日では列車の座席チケットの予約ができない…
結局、もう1泊ムンバイに滞在することになったムンバイ滞在後編。
前編はこちらからもご覧いただけます→【インド旅行記ムンバイ①】4泊5日で行った観光場所と食べ物 前編
ムンバイ4泊5日滞在中のスケジュール
今回のムンバイ滞在は4泊5日でした。
- 8月18日初日ムンバイ到着→ホステル
インド門→ディナー(Bombay Brasserie Colaba)
- 8月19日ムンバイ2日目
ドビー・ガード→ディナー(The Butler and the Bayleaf)
- 8月20日ムンバイ3日目
滞在先を移動→ウズベキスタンから飛んできた友達と合流
ランチ→カフェショップ
- 8月21日ムンバイ4日目
Datar駅に行く→ランチ(マクドナルド)→ドビー・ガード→お茶(再びマック)→Locomo Hostelへ泊まる→ディナー(KFC)
- 8月22日ムンバイ5日目
ムンバイを離れる→オーランガバードへ行く
ここでは、ウズベキスタンから飛んできた友達とムンバイで再会した「3泊目から最終日まで」の記録を綴っています。
本当は友達と合流した翌日にオーランガバードへ移動したかったけど、列車のチケットが取れずにもう1泊ムンバイで過ごすことに。
まぁ、ケセラセラということで行ってみましょう!
ムンバイ3日目
ムンバイ4泊5日の3泊目のスケジュールは、以下のとおり。
- 午前8時朝食を食べる
- 午前11時Locomo Hostelをチェックアウト
- 午後13時ごろSmooth Checkin By Hotel Kamalへチェックイン
ウズベキスタンから飛んできた友達とホテルで合流
- 午後15時すぎランチで「Chetana Veg. Restaurant & Bar (1946)」へ
- 午後17時すぎ「Poetry by Love and Cheesecake」でカフェ休憩
ムンバイ3日目は、お世話になったLocomo Hostelをチェックアウトする日。
なぜかというと、この日はウズベキスタンから友達がムンバイまで飛んでくる日だからです。
このホステルではなく、もう少しセントラルから近いエリアでホテルを予約したので、今日はドミトリーではなく個室に2人で宿泊。
同室だったコロンビア人のアレと最終日の朝食を食べて、アレにさよならを告げてチェックアウトして次のホテルまで電車で向かいます。
アレと何度も電車に乗って慣れたのか、1人で電車に乗ってもそこまで怖くなかった。


最寄り駅である「Masjid駅」に到着して、ホテルへ向かいます。
到着したホテルのあるエリアは、さっきまで宿泊していたLocomo Hostelのエリアとはまた少し違った雰囲気。

ホテルに到着し、カウンターでチェックイン手続きをしていたら、受付の兄ちゃんから、
「友達はもうチェックインして部屋で待ってるぞ。」
と教えてくれました。
身分証明で提示した友達のコピーのパスポートを見せてくれ、「本当に今すぐそこに来てるんだ!」と胸を躍らす。
友達とは沖縄の石垣島を旅しているときに出会いました。
出会いが旅先だからこんなこと言うのもあれですが、海外でしかもインドで現地集合できるなんて何かかっこよくないですか?
全く知らない土地で合流って、結構夢のような再会。
しかも彼女は、ウズベキスタンから飛んできてるし。
チェックインを済ませて部屋に入ると、ベッドの上に座って荷物を整理していた友達。

顔を載せていいかのかわからないので、顔はカットで。
ウズベキスタンから持ってきたパンを貰ってかじりながら中央アジアの旅の話、アフリカに行った話、中南米の話etc…
私と再会する前は、お母さんと世界中を飛び回っていた友達。
本当に憧れの人でもあり、最高の旅仲間でもあります。
インドで現地合流できてうれしい。
日本で会っても終始しゃべってばかりな私たちは、お腹がすいたので外に出ることにしました。
バスに乗ってセントラルまで出ました。(ここでインド初のバス乗り)
Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya(歴史博物館)近辺のバス停で降りて歩いていると、アート作品が路上で売られていたり。


ぶらぶらととりあえあず歩いて進みます。

とりあえず、グーグルマップで私たちのいる周辺でカレー屋さんを検索。
徒歩2~3分にあるということで、早速行ってみることに。

ちなみに、上の写真の看板のお店で食べたわけではありません。
PUNJAB GRILLのもう少し先にある同じ並びのお店でランチしました。
お店の名前は「Chetana Veg. Restaurant & Bar (1946)」。
結論からいうと、このお店のカレーは私たちの口には合わず、しばらくカレーを食べたくないと思うくらい、想像を超える新しい味のカレーでした。

このお店のクジャラートターリーについてこちらでまとめております。→【インド】カレーが甘い?初めて食べるクジャラートターリーin ムンバイ
人生で1番口に合わないカレーで、2人で結構ショックを受けてしまいました。
うじうじしても仕方ない。
気持ちを切り替えて、コーヒーブレイクしに近くのチーズケーキ屋へ駆け込みました。
「Poetry by Love and Cheesecake」です。(お店の詳細についてはこちら→【インド】ムンバイにきたら美味しいチーズケーキがあるカフェ屋でひと息)


ご飯食べてコーヒーブレイクして喋りまくる時間は、日本にいても同じ。
インドに来ている感覚が皆無
と言っていいほど、いつも通りの時間を友達と過ごしています。
店内が全くインドっぽくないから、余計にインドにきた感覚がないのかも。
ぺちゃくちゃ喋りながらふと外を見ると、雨が降っていました。
私たちがきていたのは8月で、インド全域は雨季の季節。
インドの8月の天候は不安定でした。

そんな日は、余計に屋内でしゃべくり倒すのが得策。
日が暮れるまで話しまくって、飽きたらバスでホテルに戻りました。
下の写真は、帰りのバスで通ったCSMT(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅)。


ライトが装飾されていてすごいキレイでした。
駅構内を見にいかなかったなぁ…
この日は夜は食べずに、明日の調べものをしておやすみなさい。
ムンバイ4日目
ムンバイ4日目の1日のスケジュールは下記の通り。
- 午前8時朝食を食べる
- 午前10時Smooth Checkin By Hotel Kamalをチェックアウト
- 午後13時ごろDadar駅に行く
オーランガバード行きの電車の予約を取りに来た
- 午後15時すぎランチでマクドナルドへ
- 午後17時すぎドビー・ガードへ(2回目)
- ラベルカフェ休憩でマクドナルドへ(2回目)
- ラベルLocomo Hostelへ戻る
- ラベルディナーでKFCへ
この日はムンバイを離れて、列車でオーランガバードへ行く計画を立てていました。
前日の夜に「IRCTC」というインド鉄道のサイトでアカウントを作成後、列車アプリ「ixigo」」をダウンロードして、ネット上からの予約ができるように準備はしていました。
ただネット関係に弱い私たちは、このアプリの使い方がいまいちわからず。
アプリの見方もよくわからず、結局当日に駅まで直接行って、オーランガバード行きのチケットを取りに行こうということになりました。
なので、この日でSmooth Checkin By Hotel Kamalをチェックアウトすることに。
目が覚めて、外に出る準備が終わったあとは、お腹がすいたので朝食サービスを頼みました。(朝食は無料です)
「ここの朝食は最高にうまいんだぜ!パンとカレーどっちがいいか?」
受付の兄ちゃんに言われました。
前日に食べたカレーのトラウマを引きずっていた私たち。
このときだけは、2人共パン一択でお願いしました。
注文して30分後にドアからノックが聞こえてドアを開けると、受付にはいなかった他のスタッフが朝食を届けにやってきました。

これが受付の兄ちゃんが豪語していた、最高に美味しい朝食です。
焼かれていないパンにバターが塗っているだけです。
極上にシンプルな朝食。
「まじかぁー。」
ずっこけながら、この最高に美味しい朝食を食べました。


食べみても、プレーンの焼いていない食パンに、バターが塗っただけの見た目のままのシンプルな味でした。
チャイは安定のおいしさでしたけど。
朝食を注文したのが9時ごろで、朝食が届いたのが30分後の9時30分。
朝食を食べながらチェックアウトのチェックをしていたら、10時前にまたドアからノックの音が。
何かと思ったら、チェックアウトの時間だからさっさと部屋から出ていけとのこと。
はぁ。
あんな質素な朝食に30分もかけたくせに、チェックアウトの時間は予定よりも早く催促してくるんかい。
受付の兄ちゃんと清掃に来た兄ちゃんにブーブー文句を言いながら、チェックアウトを済ましました。
オーランガバード行の電車は「Dadar駅」出発とのことだったので、
チェックアウト後、私たちは直接列車の予約をするためにDadar駅まで向かいました。




チケットの購入カウンターの場所がよくわからなかったけど、なんとか見つけて当日チケットを購入しようとしました。
すると、当日のチケットはすでに完売。(そうだよな…)
受付のスタッフから説明を受けたけど、
インド人の英語のクセのある話し方とマイクを通しての会話だったため、何言っているかさっぱりわからず。
10回くらい聞いても、何言っているか理解できなかった私たち。
「ウェイティングリスト(WL)のフォームを記入する必要がある」ということは理解できました。
書類を渡されて、端によってフォームに記入しようとするも何がなんだかわからない…
その前に、インドの鉄道の予約するシステムをよくわかっていなかったので、説明を受けてもチンプンカンプンでした。
呆然と立ちすくんでいたら、後ろから1人のお兄さんが私たちに話しかけてきました。
「インドの鉄道列車を予約するときは「女性枠」というのがあるんだよ。今WLの状態でも女性枠のチケットだったら当日でもチケット取れるかもしれないよ。」
何それ?女性枠?
インドの鉄道の予約には、いろいろな予約方法があるそうなんです。
例えば、「障害者枠」や「緊急枠(Tatkal)」、「外国人枠」というものもあります。
だけど女性枠で予約するには、「Dadar駅」ではなく「 チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅」でないと予約ができないとのこと。
ここで予約できないんかい。
なんかめんどうくせーな。また移動して予約しないといけないの?
そう思いながら、友達にどうするか相談しました。
「移動してチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅まで行って、またこんな感じでやり取りするのしんどいわ。」
実は、1時間近くカウンターの人とあーだこーだしていた私たち。
お兄さんからのアドバイスをいただいたことで、この駅では女性枠の予約ができないことがわかり、駅で直接列車の予約することを諦めることにしました。

写真は受付カウンターで貰ったWLのフォーム記入しているときに見つけた男性。
座って寝ていた男性。
インド人って本当どこでも、どんな姿勢でも寝れるの本当すごい。
駅のカウンターでチケットを購入できないとなると、これはもうアプリを使って予約するしかない。
今回は1人旅ではないから、
「今晩の1番遅い時刻の電車でオーランガバード向かおう。早朝に着いたあとは、日が昇るまで駅で仮眠しよう。」
と、2人で話をしていました。
女2人なのに危ないじゃないかと言われそうですが、ホームレスのような生活は私も友達も慣れたもの。
しかも外は寒くないし、何より1人じゃない。
性別は女だけど、女らしくない私たちだから一緒にバックパックを背負って旅ができるのかもしれません。
とりあえず、あとでアプリで列車の予約をすることに。
駅の受付で予約のやりとりで1時間かかってしまい、かなりお腹が空いていた私たちは駅に荷物を預けて、マクドナルドを食べにDadar駅を後にしました。
荷物を預ける場所はここにありました。
受付を済ませて料金を支払うと奥に荷物を置くスペースがあります。

荷物の上からチョークで受付番号を書かれます。斬新ですね。
無事に荷物を預けて、マップで最寄りのマクドナルドを検索していざ出発。


ショッピングモールの中にあるマクドナルドを見つけたので、ここでランチにすることにしました。
マクドナルドのご当地バーガーを食べることは、インドでのto doリストの1つでもありました。
早速インドのご当地バーガーの1つである「マハラジャバーガー」を注文。

嬉しそうな友達。

食べ応えは満点。
そして味もグッドでした。
お肉はチキン。
辛いソースがかかった「ビッグマックのチキンバージョン」みたいなフォルムです。

インドにきたときは、是非食べてほしい一品です。
お腹を満たしたあとは、このショッピングモールの中にある服屋さんを見つけてしまいました。
旅の道中に着るクルティーやワンピースを2人で爆買い。(ブログの中で買った服が後々出てくるかと。)
買い物したあとは、友達がまだドビー・ガードを見たことがないので一緒に行くことに。
私は見に行くのは2回目。
でもいいんです。何回でも行きますよ。
電車に乗り、Mahalaxmi駅まで行って、展望デッキからドビー・ガードを眺めます。

ドビー・ガードの詳細については→【インド】世界最大級の洗濯場「ドビー・ガード」を覗いてみたinムンバイでまとめています。よかったら覗いてみてください。
少し歩いて喉が渇いてきたので、コーヒーブレイクをすることに。
そして、たどり着いたお店がここ。
本日2度目の別店舗のマクドナルド。
安定的なマクドナルドメニューはもちろん、インドのマクドナルドは他のレストランに比べても少し高いからか、客層もとても良いので居心地がいいのです。
コーヒーを買ったあとは、早速今晩出発予定の列車の予約です。
ダウンロードした「Ixigo」のアプリで、今晩の列車時刻のがあるか確認すると、
「8月21日 21:45 Datar発→8月22日 04:15 Aurangabad着」の時刻があったので、この列車で予約をしてみました。
この時間の列車はTatkal(緊急)枠のチケットでしたが、やっぱりWL(ウェイティングリスト)のチケットでした。
出発時刻までにウェイティングリストから外れなかったら、自動的に返金されるシステムみたいです。
予約したのが16時半ごろ。
20時くらいまでに予約が取れるか粘ってみることにしました。
予約したチケットのウェイティングリストの情報は、登録したメールアドレス先に随時情報が更新されるようで、定期的に連絡がきていました。(IRCTCのサイトでウェイティングの人数が確認できました。)
予約した時点でWLが20人くらいいました。
定期的にやってくるメールの度にウェイティングリストを確認するも、人数が一向に減る気配はなし。
そりゃそうだ、当日の数時間前だしな…
今晩行けるのは無理だろうなと半ば諦めながらも、次の日のオーランガバード行の列車の時刻と空席状態をみていました。

20時になっても今晩予約した列車に乗れなかったら、翌日のお昼の時間でオーランガバードへ行くことに。
ちなみに横の写真は、店員さんにアプリからの列車予約を手伝ってもらっているところ。
わかんないことがあったら、現地の人に聞くのが1番。
翌日だったら、お昼の1時台の時間だと空席の余裕がある!
だけど、結局当日の予約は獲得できませんでした。
今晩の列車は諦めて、翌日の列車でオーランガバードに行くことになった私たちは、もう1泊ムンバイに滞在しないといけません。
今日の朝まで泊まっていたホテルは、ゴキブリでるし朝食も微妙だったので、私が最初に泊まっていたホステルに宿泊することにしました。
でも、着替えとか全てDadar駅で預けた荷物の中に全て入っているんだった…
またDadar駅へ戻ってから、ホステルまで向かいました。(ホステルの途中にDadarがあるのでちょうどよかった!)
荷物をピックアップして、またDadar駅からville Parle駅へ。

預け荷物で書かれた番号は、消さずにそのまま移動しました。
ville Parle駅に到着して、昨日ぶりのホステルへウォークインで予約をしてチェックイン。
夜ごはんを食べていなかったことと、時間も22時を周ろうとしていて、ホステルの周りのレストランはどんどん閉まっていきます。
そんな中私たちが見つけたお店がこちら。

この日は本当にジャンキーこの上ない日。
私たちがご飯食べようと動き出した時間帯で、営業しているお店があまりなかったというのもありますが、
前日に食べたムンバイの市街地で食べたクジャラートターリーで、カレー食べたくない病にかかってしまいました。
とにかく「カレーの味がしないものを食べたい」ということで、ジャンクフードを食べ漁っていた日でした。(と言ってもマックとKFCだけですが。)
たまにはこんな日があってもいっか。
とにかくこの日は、とっても長い1日でした。
ムンバイ5日目
ムンバイ最終日はオーランガバードへ行くために、午後13時19分「Datar駅」発の列車で出発しました。
- 午前8時朝食を食べる
- 午前11時Locomo Hostelをチェックアウト
~電車にのってDatar駅へ~
- 午後12時ごろDadar駅に到着
オーランガバード行きの電車の予約を取りに来た
- 午後13:19ムンバイを離れる
~列車でオーランガバードへ~
朝の7時ごろに目が覚めたあとはホステルで準備されている朝食を食べに行きます。
朝食後はこのホステルで出会ったコロンビア人のアレと、一緒にご飯を食べたインド人男性も朝食会場に上がってきて、一緒にお話をしました。
ほかのお友達も参加してきたりで、話が朝から盛り上がります。
もっと話したい気持ちがあったけど、チェックアウトをして出て行かなければなりませんでした。
とうとうムンバイを離れて、インド放浪の旅が本格的に始まるのです。
みんなにさよならを告げて、電車に乗って、昨日受付カウンターで闘ったDadar駅へ戻ってきました。
今日こそ列車に乗って旅立つのです。やっとだ…
私たちは、Dadar駅からオーランガバードへ向かうのでした。


列車の旅を充実させるためにスーパーで購入したLay’sのチップス。
私のミスで座席予約のときに食事付きにしなかったため、スナックを購入です…すいません。
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